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男性が子育てに関わるきっかけづくりを〜バースケア制度〜

1月に福利厚生の見直しを行い、新たに4つの制度が増えました。
設定した制度がこちらです。

バースケア制度
 配偶者が出産した際に、出産予定日〜産後3ヶ月の間に3日間休暇を取得できる制度
マタニティ制度
 妊娠中の社員が定期検診等のために休暇を取得できる制度
コウノトリ制度
 妊活中の社員が治療のために休暇を取得できる制度
グローバル出勤制度
 旅行等で立ち寄った際に海外支社にて出勤できる制度

これまで女性社員が多かったこともあり、妊娠・出産をする女性社員を応援する制度が多かったビーボ。
そこで、子育てをする男性のために追加された制度の一つとして「バースケア制度」をつくりました。

バースケア制度とは?

この制度は、配偶者が出産した際に出産予定日〜産後3ヶ月の間に3日間休暇を取得できる制度です。
対象は男性社員。
男女関係なく子育てに関わるきっかけ作りのためにできました。

今回は、バースケア制度を利用したD2C事業部 マーケティングDiv. マネージャーの山下にインタビューを実施しました!

家族の親密性が上がる

ーー1月にお子様が生まれたとのことで、おめでとうございます!
ありがとうございます。

ーー普段どのように育児に関わっているのですか?
平日は仕事の後に会食があることも多いので、正直なところできていないですね。
帰った時に起きていたらあやすことはあるのですが……
その代わりに休日は面倒を見ています。妻は平日ずっと面倒を見てくれているので、土日は自分の時間を過ごしてもらいたくて。

私からすると赤ちゃんとの触れ合いの時間は土日しかないので、その時間は大事にしないとなと感じているところです。


ーーお子様が生まれてから、生活は変わりましたか?
変わりましたね。これまでは土日も仕事のことを考えていたのですが、その時間が子供のための時間になったので、必然的にオンオフの切り替えをするようになりました。

ーーそこから仕事に対する意識も変わったりしたのですか?
平日の時間の使い方は意識するようになりました。これまでより時間が限られてくるので……
会議の時間を短縮しようとかこのタスクをこの時間までにやり切ろう、と時間を大事にするようになりましたね。
いかに短時間でこれまでと同じ成果を出すか……日々悪戦苦闘しながらも改善しています。

ーー時間を意識するようになるのは育児中の女性だけではないのですね。
ところで、バースケア制度は3日間ありましたが、いつとられたのですか?

出産日と妻が退院する日と3月の結婚記念日に取りました。
結婚記念日には初めての家族旅行として横浜に行き、ご飯を食べてゆっくり過ごしました。

ーー初めての家族旅行はいかがでしたか?
慣れなかったですね。でも、こういうの危ないね、とか授乳スペースがあるトイレはどこだとか今まで気にしてこなかったところにも目を向けるようになり、視野が広がったことを実感しました。

ーー日常での視野の広がりは仕事でも生かされていると感じることはありますか?
これまで全く行ったことのなかったベビザラスやミキハウス、アカチャンホンポに行くようになり他の赤ちゃんの様子も見れますし、一般のパパママの悩み事が他人事だったのですが、これ必要じゃんとかこんなのあったらいいなとかアイディアがたくさん出てくるようになりましたね。実際に自分が経験することでペルソナになりきる部分が増えたのでマタニティ商品のマーケティングにも活かせていると感じますね。

ーーバースケア制度を活用してみていかがでしたか?
今回、私は家族旅行として活用しましたが、親に会わせるためや区役所への書類提出のために活用するなど、様々な活用の仕方があると感じましたね。
これも経験して初めて知ったのですが、区役所へ書類を提出するのにも意外と手間がかかるんです。出産後の女性に任せるのは厳しいと思うので、そういった日に活用することもできるなと。

ーーバースケア制度を通して、子育てに関して意識の変化はありましたか?
実際に1日子供の面倒を見た時にこんな大変なんだ、この頻度で泣くんだといった気づきがあったので、妻が普段どれだけ頑張ってくれているのか身をもって感じました。家族の親密性が上がったと思います。

子育ては男性も

今回のインタビューでは、山下が平日育児をしている奥様に対する感謝の気持ちとお子様を大事に想う気持ちが伝わってきました。

子育ては女性だけでできるものではありません。

子育てを2人で行っていくためのきっかけとしてのこのバースケア制度。
この制度を利用することで、子育てについて改めてご家族で考える時間を過ごしてもらえたら嬉しいです。

男性社員が増えてきた現在、今後も社員が仕事をしながら子育てもしやすい環境作りに取り組みます。