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月売上げ16倍へ 入社3ヶ月で台湾支社長に就任したルーキー

3月の全社総会にて受賞者発表がありました。
受賞の一つである、1年にたった1人しか受賞できない新人賞、BB18(Best Bbo 18年新卒)。


今年受賞したのは台湾支社 稲田誠也
2017年4月に内定し、そこから内定者インターンとしてフルコミット。
内定期間中から月間1,000万円を超える広告運用の経験を積み、その後は1プロダクトで月間1億円の予算をもって事業推進をしてきた稲田。
19年新卒採用においても力を発揮してきたことが評価され、入社3ヶ月で台湾支社長に就任した新卒2年目の社員です。

怒涛の1年を過ごした稲田に台湾支社長就任からBB18受賞までを聞きました。

台湾のことは稲田が一番知っているから、稲田が決めてくれ

ーー改めまして、BB18受賞おめでとうございます。受賞した時のお気持ちをお聞かせください。
嬉しかったです。でも正直なところまだ赤字なので、黒転させてから受賞したかったというのと、「あ、とったんだ」という印象でした。
自分の中で結果を出したいという想いが強かったのもありますし、赤字のままだと部下の生活を守れないので、台湾に来てからは「早く結果を出さなきゃ」という責任感もありました。1年前の内定者の時にはBB18を受賞したいと宣言していましたが、そんなことを考えている暇もなく過ぎた1年でした。

ーーとにかく成果を出すことにコミットした結果の受賞だったのですね。自身の考えるBB18受賞の要因は何ですか?
そうですね。要因は4つあると思っていて、1つは上司である武川にほとんど全ての裁量権を握らせてもらえたこと、2つ目は同じ方向に向かって伴走してくれる現地パートナーに出会えたこと、3つ目はメンバーが献身的に動いてくれること、4つ目は日本との連携ですね。

1つ目に関しては、武川に「台湾のことを一番知っているのは稲田だから、稲田が決めてくれ」と言われていて、大枠の予算は一緒に決めて、その予算範囲内で好きなようにやらせてもらっていました。
そのおかげで、とにかくアクションできたことが成果に繋がったのかなと思います。

ーー成果というのは売上げのことですか?
そうです。台湾に赴任した時の16倍まで伸びましたね。

ーー16倍!?様々なアクションをすることで成果に繋がっているのですね!2つ目の同じ方向に向かって伴走してくれる現地パートナーに出会えたこというのは?
2つ目に関しては、台湾で有名な代理店様にパートナーとしてついていただいたのですが、他の代理店とは違くて。その会社は契約をする前に事業会社側がプレゼンして契約していただけるか審査されるんですよね。

ーー本気のお客様しか取引しないということですね。ビーボのカスタマーサクセスに似ていますね!
そうなんです。一緒に仕事をしていても、ビーボとその代理店様の仕事に対する姿勢で共通した想いを感じましたね。
ただ広告を回すだけではなくて、BELTAのブランドの定義から一緒に考えてくださって、根本的な課題から解決してくれています。

ーー3つ目のメンバーが献身的に動いてくれることというのは?
現在台湾支社は私含めて3人しかいないので、一応各々の役割はありますが、業務の範囲を超えて手伝ってくれています。
台湾人はとても真面目な方が多いので、指示されたことは完璧にこなすけれど、一方で自分から何かやるというのが苦手な人が多いと聞いたことがあって。でも2人は主体的に動いてくれるので日々助けられています。本当に感謝しています。

ーー4つ目に日本との連携とありますが、具体的にどんな連携をされていたのですか?
日本が積み上げたアセットやリソースを共有してもらっていました。
台湾で対応できないコーディングを日本社員に頼んだり、ご指摘の電話対応の仕方を教えてもらったり、日本のカスタマーサクセスメンバーの電話の録音を聞かせてもらったり……日本社員にも何度も助けてもらっています。

3ヵ月間新規受注0件

ーー台湾行きを言われた時はどう思いましたか?
即決でしたね。すぐ「行きます」って言いました。
というのも、ポジションを聞いた時に武川がニヤニヤしながら「支社長だよ」と言っていて(笑)
日本と比べたら扱えるリソースは少ないですが、会社や事業を全般的に見れることはとても貴重ですし、最高の経験が積めると感じたので、逆に断る理由がなかったですね。

ーーこの1年どんな仕事(業務)をしていたのですか?
基本全般ですね。なんでも屋でした(笑)
KPI、KGI運用をメインに、商品企画やプロモーションといったマーケティング領域全般、クリエイティブ・CS管轄、採用、経理などバックオフィスの業務も行なっていました。

ーー台湾に赴任されてから様々な業務を行なっていたとのことでしたが、その中でもっとも困難だったことは何ですか?
新規獲得ですね。最初の3ヶ月は全く結果が出なくて悩みました。
7月に台湾に赴任して、代理店営業や媒体営業で2か月ほどかかって、代理店様と動き始めてからもすぐは結果がでなくて。3ヶ月くらい新規注文0件の日がほとんどでした。

とにかくアクションする日々

ーー3ヶ月毎日0件、、、その困難をどのように乗り越えましたか?
新規件数が伸びなかった原因は、日本でうまくいっている方法が台湾では通用しなかったかったからでした。そのため、台湾に進出している日本企業も続々と撤退している状況で。
台湾での勝ちパターンを見つけるためにリサーチと仮説検証をひたすら繰り返しましたね。大きな変化ではなく、泥臭いこと、小さな変化を積み重ね、とにかくアクションする日々でした。台湾支社は設立2年目、従業員3名のスタートアップです。そのフェーズだとリスクを考える前にまずアクションすることが大事なので、最適なオファーを見つけるために、1日に5回、価格を変えたこともありましたね。

ーー1日に5回も価格変更を……!そのアクションの量が成果として出てきたのですね。
そうだと思います。私で支社長を務めるのは3人目ですが、アクションの多さがこれまでビクともしなかった売上を上げる要因となって、一定成果が出始めたのかなと思います。

ーー最後に、今後の目標をお聞かせください。
個人の目標と会社の目標があって、個人の目標はマーケティング領域専門から支社長という肩書きにふさわしい力量をつけることです。
もともと私は内定期間中にマーケティングを担当していましたし、現在の台湾支社の規模的に私がマーケティング関連に従事するしかないため、自分自身のリソースをそこにかなり注いでいいます。
ただ、今後はマーケティング領域もある程度任せられる人材を採用して、私は採用やマネジメント、組織作りにより注力できるようにしたいですね。
会社としての目標は、台湾国内で売上No.1のD2Cブランドを作り、月商1億円を達成することです。
月商1億円を越える商品は、ヒット商品と言われているので、まずは台湾でもBELTAをヒット商品にすることが直近の目標ですね。

台湾国内で売上No.1のD2Cブランドを目指して

全社総会時、稲田よりとあるお客様の事例が共有されました。

BELTA酵素ドリンクを購入してくださった台湾のお客様が、酵素ドリンクを飲みながらカスタマーサクセスとともに食事改善、生活習慣の見直し・改善を行ったことで6キロのダイエットに成功した、という話でした。
稲田は「台湾でもカスタマーサクセスの需要を感じた。」と話していました。

まだまだ伸び代のある台湾支社。
今後も、台湾ならではの体験価値の提供にこだわり、台湾で一番有名なD2Cブランドを目指します。