医療脱毛を受けようとすると、数十万円の費用が必要です。決して安くない費用を投資するため、後悔することは避けたいものです。
「サロンではなく、本当に医療脱毛でいいのかな」
「医療脱毛には、どんなデメリットがあるのか知りたい」
こんな疑問や不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。事前に医療脱毛のデメリットを知っていれば、自分に合ったクリニックやプランを選べるでしょう。
この記事では、医療脱毛のメリット・デメリットとデメリットの対策方法・おすすめのクリニックを紹介します。これから医療脱毛を始めようと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
こちらの「医療脱毛で後悔したことは?脱毛後も普通に生えてくる?後悔しないための対策も解説」でも、医療脱毛で後悔しないため事前に知っておきたい情報を紹介しています。
Contents
医療脱毛で後悔する人は結構いる!後悔しないために知っておきたいデメリット
医療脱毛は、効果が高いと聞いたことがあるから後悔することなんてあるの?と疑問に思うかもしれません。
医療脱毛を受けて、後悔している人が感じるデメリットの多くは3つ。
- 効果がある分、痛みが強い!
- 永久脱毛をすると元の状態に戻すことができない
- 全身脱毛は高額
事前にデメリットを知っていれば、医療脱毛の施術を受け始めてから後悔してしまう心配はありません。まずは、デメリットから確認していきましょう。
効果がある分、痛みが強い!
医療脱毛で使用されるレーザー(主に熱破壊式、蓄熱式)は、サロンの光脱毛よりも出力パワーが高いため、痛みが強いというデメリットがあります。医療脱毛のレーザーは、毛根の毛を作り出す毛母細胞を破壊することで徐々にムダ毛が生えてこなくなる仕組みです。サロンの光脱毛では、この毛母細胞は破壊できません。
医療脱毛は効果が高い分、痛みが強い脱毛方法です。医療脱毛は、主に熱破壊式と蓄熱式という2つの照射方式があります。
熱破壊式は、高出力のレーザーで毛根にある毛を作り出す毛母細胞を破壊します。痛みは強いですが、脱毛効果を短期間で実感しやすい照射方式です。
蓄熱式は、毛の生成をうながすバルジ領域を破壊する脱毛方法です。バルジ領域は、皮膚の表面近くにあるため、低出力で脱毛できます。脱毛効果の実感に時間がかかってしまうのがデメリット。しかし、痛みを感じにくく、痛みが苦手な人におすすめのレーザー方式です。
熱破壊式・蓄熱式どちらを採用しているのか、クリニックによっては複数採用しているところもあるので確認しておきましょう。
永久脱毛をすると元の状態に戻すことができない
永久脱毛をすると、毛は生えてこなくなり元の状態には戻せません。
永久脱毛の定義は、米国電気脱毛協会(AEA)によって以下のように定められています。
- 最終脱毛から1ヶ月後の毛の再生率が20%以下の状態
つまり、永久脱毛とは脱毛治療を受け生えてくる毛が20%以下を長期間保っている状態を指し、一生生えてこないという訳ではありません。しかし、医療脱毛は、毛を作り出す細胞を破壊するため、基本的に脱毛前の状態に戻すことはできません。
全身脱毛は高額
脱毛部位が全身の場合、部位脱毛よりも高額に。同じ全身脱毛でもクリニックによって、顔とVIOを除いたプラン・全身とVIOのプラン・顔とVIOを含めた全身プランなどが用意されています。
1度に全身脱毛を行うとなると、数十万円の費用が必要になるでしょう。しかし、部位ごとに脱毛を行うよりもトータルで考えれば全身脱毛プランの方がリーズナブルな価格です。
決まった部位だけを脱毛したい人は、部位ごとの脱毛で問題ありません。全身を一気にすっきりさせたい人は、全身脱毛を選択しましょう。効果や痛みが不安な場合、テスト照射を行っているクリニックもあるため、事前に確認しておくことが大切です。
5回で終わらないことが多いので時間がかかる
多くの場合、5回でムダ毛が完全に生えてこなくなることはありません。5回終了後は、自己処理の回数が減り快適になったと感じる人が多いでしょう。ツルツルの肌を目指す人は、10回以上の施術が必要です。
医療脱毛は、毛の生えるサイクルの毛周期に合わせて通います。そのため、2~3ヶ月に1回クリニックに通い施術を受けるという流れが一般的です。5回通うにも約10ヶ月の時間がかかります。ツルツルの肌を目指す人は、さらに回数を通わなければならないため、少なくとも10ヶ月以上の時間が必要です。
自分の最終目標は、脱毛により毛が目立たなくなるまで薄くなり自己処理が楽になることなのか、ツルツルの肌を目指すのか事前に決めておき、脱毛にかかる時間を把握しておきましょう。
契約前にやっておきたいデメリット対策
医療脱毛のデメリットを知った後は、契約前にやっておきたいデメリット対策を把握し実行しましょう。
デメリット対策は3つあります。
- 麻酔無料のクリニックを選ぶ
- 脱毛後のなりたい姿を想像する!
- 複数の無料カウンセリングで支払額をシミュレーション
上記の対策を実践すれば、医療脱毛のデメリットを解消でき後悔のない脱毛が行えます。早速、契約前にやっておきたいデメリット対策の具体的な内容を確認しましょう。
麻酔無料のクリニックを選べば追加料金なしで痛みも料金も安心!
クリニックによっては、麻酔を無料で提供しています。麻酔が無料であれば、コース料金以外に必要な費用はなく合計金額の把握もしやすいというメリットも。無料で提供されている麻酔は、皮膚に直接塗り局所的に感覚を鈍らせる麻酔クリームです。
麻酔クリームは、皮膚に塗ってから約30分間後に効果があらわれます。塗ってすぐに照射はできません。カウンセリングや予約時に、麻酔クリームを希望する旨をクリニック側に伝えておくとスムーズです。
脱毛後のなりたい姿を想像する!特にVIO のデザインは慎重に選んで
事前に、脱毛後のなりたい姿を想像しておきましょう。想像しておくことで、こんなはずじゃなかったと後悔してしまう可能性を最小限に抑えられます。また、脱毛すると元の状態には戻せないため、VIOのデザインは特に慎重に選びましょう。
ハイジニーナは、毛がまったくないため衛生的で生理中も快適に過ごせます。しかし、温泉で人の目が気になったり、パートナーから不評だったりと思いもよらない事態になりかねません。
一度、自己処理で形を整えてみると後悔する可能性は最小限です。VIOのデザインは、下着からはみ出さない逆三角形・長方形・楕円形などがあげられます。
自己処理の回数を少なくしたい人は5回、ツルツルの肌を目指す人は8回以上など必要な脱毛回数の想定が大切です。VIOをハイジニーナの状態にするには、10回以上の照射が必要といわれています。
複数の無料カウンセリングで支払額をシミュレーション
気になるクリニックをいくつかピックアップした後は、カウンセリングを行いましょう。カウンセリングで、支払額が提示されるため事前に金額を把握できます。カウンセリングは無料というクリニックがほとんどのため、余計な費用はかかりません。
クリニックによっては、乗りかえ割・学割・ペア割を用意している場合もあるので、上手に活用しましょう。また、施術後の肌トラブルの診察・薬の処方は無料なのかという点もチェックしておくと、もしものトラブル時も安心です。
やっててよかった!脱毛した人が実感したメリット
医療脱毛のデメリットは、事前に対策すれば後悔を防げることが分かりました。次に、医療脱毛のメリットを2つ紹介します。医療脱毛のメリットは、高い脱毛効果以外もあるのはご存じでしょうか。
医療脱毛の脱毛効果以外のメリットは以下の2つです。
- 脇脱毛で臭いを軽減
- VIO脱毛で生理のときも快適に!
医療脱毛のメリットを知ると、ある程度の期間通わなければならない脱毛もモチベーションを高く保ったまま通い続けられます。
脇脱毛で臭いを軽減
脇脱毛で臭いを軽減できる場合があります。臭いが軽減できる理由は3つ考えられます。
- アポクリン汗腺の機能が衰えた
- 毛がなくなり衛生的になった
- 自己処理によるダメージがなくなった
医療脱毛のレーザーは毛根だけにとどまらず、毛穴に存在し臭いの原因であるアポクリン汗腺にダメージを与えます。アポクリン汗腺がダメージを受けると、機能が衰え臭いの軽減に。また、脇毛がなくなるとムレが抑えられ衛生的になり、菌の繁殖を防ぎます。
そして、カミソリなど自己処理によるダメージがなくなるので、菌が傷口に入り込みアポクリン汗腺を刺激してしまう心配もありません。
このような理由から、脇脱毛で臭いを軽減できる可能性があります。しかし、明確な研究がある訳ではなく脇脱毛をすれば必ず臭いが軽減できるというわけではないので、もしかしたら軽減するかもしれない。と、軽い気持ちで考えておきましょう。
脇脱毛で汗が増えるのは錯覚
脇脱毛で、汗が増えることはありません。脇毛は、汗をキャッチし汗を肌に直接付着させない働きがあります。脇脱毛をすると、汗が肌に残ったり肌に触れたりするため汗が増えたと感じてしまうのです。
また、脱毛をしたツルツルの脇がうれしくて意識しすぎると、今まで気になっていなかった汗が気になってしまう場合があります。
このように、脇脱毛で汗が増えるというのは錯覚といえるでしょう。脇汗のことを気にしすぎると、ストレスとなり汗の量が増える原因になりかねません。このような場合、気にしないことが1番!ですが、時間が経過しても治らない人はクリニックでメンタル的なケアも検討しましょう。
VIO 脱毛で生理のときも快適に!
VIOを脱毛していると、生理中の不快な臭いや蒸れが軽減され快適に過ごせます。ナプキンを使用していると、普段よりも蒸れやすいという人が大半ではないでしょうか。
毛に経血や汗が絡み雑菌が繁殖すると、臭いやかゆみの原因につながってしまいます。また、経血が毛に付着し、なかなかふき取れないというストレスもありません。VIOの脱毛をすると、清潔さが保たれ生理中の蒸れやかゆみといった不快感は最小限です。
男性が医療脱毛でしがちな後悔!
男性が医療脱毛で後悔してしまう内容は、2つあります。
- ヒゲを生やすことができなくなる
- ヒゲ脱毛はとくに痛みを感じやすい
上記の2点です。
ヒゲは太く濃い毛が密集しているため、脱毛には根気が必要となります。事前に2つの後悔しやすいポイントを押さえていれば、迷いなく医療脱毛にのぞめるでしょう。
ヒゲを生やすことができなくなる
医療脱毛施術完了後は、気分やファッションに合わせてヒゲを生やせなくなります。ヒゲは、男性らしさの象徴です。ヒゲを完全に脱毛し、青ヒゲがなくなった状態は思ったよりも童顔に見えてしまう可能性があります。
ヒゲを生やしたいという人は、完全にツルツルの状態をゴールにせず数回の施術や身体のみの脱毛を選択しましょう。こうすれば、ヒゲが生やせなくなるという悩みは解決します。
しかし、男性らしい身体のボディビルダーにはヒゲがない人がほとんどです。ヒゲを生やさなくても、筋肉質な身体であれば男性らしさは失われません。脱毛前にどのような状態を目指すのか、明確なビジョンをイメージしておきましょう。
ヒゲ脱毛はとくに痛みを感じやすい
脱毛できる部位の中でもヒゲ脱毛は、とくに痛みを感じやすい部位です。理由は2つあります。
- ヒゲは太く濃い
- 顔には神経が多い
医療脱毛で使用するレーザーの多くは、メラニン色素が含まれる黒い色に反応します。黒い色に反応すると、レーザーの光エネルギーは熱に変換されます。熱が毛根に存在する毛を作り出す細胞を破壊することで、脱毛する仕組みです。そのため、太く濃いヒゲは痛みを感じやすい部位といわれています。
顔の皮膚には痛みを感じる神経が多く皮膚が薄いのも痛みを感じやすい原因です。痛みが強い場合は、麻酔を使用したり肌の保湿をしたりすると痛みの軽減に。日々のお手入れも欠かさず行いましょう。
医療脱毛で後悔したくない方へおすすめの医療脱毛ランキング
医療脱毛のメリットとデメリットが分かりました。しかし、結局どのクリニックを選んだらいいのか分からない。そんな人に、おすすめの医療脱毛を3つ紹介します。
おすすめのクリニックは、
- レジーナクリニック
- アリシアクリニック
- フレイアクリニック
です。どのクリニックも、1度は耳にしたことがあるという人も多いかもしれません。それぞれの特徴を知り、自分にピッタリのクリニックを選びましょう。
1.レジーナクリニック|追加料金が一切かからない
レジーナクリニックは、脱毛コース以外の料金は一切不要です。
- 予約キャンセル料
- 剃り残しのシェービング料
- 照射漏れによる追加照射
- 麻酔クリーム料
上記はすべて無料です。ただし、予約のキャンセルを2営業日前の20時以降に行うと1回分消化扱いとなってしまうので注意しましょう。
脱毛機は、熱破壊式・蓄熱式どちらも用意されています。(一部の院は、ジェントルレーズプロのみ)
- ジェントルレーズプロ(熱破壊式)
- ソプラノアイスプラチナム(蓄熱式)
- ソプラノチタニウム(蓄熱式)
レジーナクリニックは全国22院に展開し、すべての院が駅チカに開院しています。平日は21時まで診療を行っているため、学校や仕事帰りにも気軽に通えるのもうれしいポイントです。
対面のカウンセリングに加え、オンラインカウンセリングも無料で実施しています。オンラインカウンセリングは、家族や友人も同席できるためまずは気軽にカウンセリングから始めてみましょう。
2.アリシアクリニック|予約が取りやすい
アリシアクリニックは、初回契約時に4回分の予約をまとめて取れます。一定の予約数を超えた場合、新規の患者さんの申込を制限。こうすることで、既存の患者さんが予約を取りやすく通いやすい環境を整えています。
通う間隔は最短1ヶ月から、自分のペースや予定に合わせて通え、契約したのに予約が取れないという心配はありません。
顔を除く全身とVIOの照射時間は、最新マシンの導入により1回30分とスピーディー。従来の半分以下の時間です。脱毛機は、蓄熱式を採用。全顔を追加しても、1時間で全身の照射が完了します。また、高い照射技術により眉上だけでなく眉下の照射も可能です。
現在、キレイ応援キャンペーンを実施しています。
- 自宅がトレーニングフィットネスになるbuddiesが1年間使い放題
- 暗闇系フィットネスb-monster1ヶ月間通い放題
医療脱毛とボディメイクで、健康的で美しい身体を手に入れましょう。
3.フレイアクリニック|日焼け肌でも脱毛可能
フレイアクリニックは、日焼け肌や褐色肌の人でも脱毛可能です。導入されている脱毛機はすべて蓄熱式で、以下の特徴があります。
- メラニンに反応しない脱毛機
- 3波長同時に照射可能な脱毛機
- 痛みが少ない
- 産毛にも対応
- 最新脱毛機、メディオスターモノリスを導入
蓄熱式脱毛機は、肌への負担が最小限に抑える優しい熱を重ねて施術します。別のクリニックで、日焼けや褐色肌を理由に断られてしまった人も、施術可能な場合があるので気軽に相談してみましょう。
メディオスターモノリスは、最新機種で薬事承認済みの脱毛機です。さらに、モノリスは扱いやすく、施術するスタッフの技術に左右されにくい機種といわれています。
コース契約期間中、施術予約の当日キャンセルが1回無料です。キャンセル料や施術消化はなく、次回の予約が取れるため突然の生理や予定変更も安心。2回目以降は、予約日の2日前の20時までに連絡が必要になります。
まとめ:医療脱毛のデメリットを事前に対策していれば後悔する可能性が減る
医療脱毛のデメリットは、
- 効果がある分、痛みが強い!
- 永久脱毛をすると元の状態に戻すことができない
- 全身脱毛は高額
の3つです。
しかし、デメリットも事前に対策していれば怖くありません。デメリットに対する対策は、3つあります。
- 麻酔無料のクリニックを選ぶ
- 脱毛後のなりたい姿を想像する!
- 複数の無料カウンセリングで支払額をシミュレーション
この3点を忘れず、医療脱毛にのぞみましょう。
上記で紹介したクリニックは、すべてカウンセリング無料です。脱毛を開始し、自己処理が楽になるとムダ毛のストレスは大きかったことに気付きます。まずは、カウンセリングで支払額のシミュレーションを行い脱毛への1歩を踏み出しましょう。
クリニックの口コミが気になる方は「【口コミ検証】医療脱毛ってぶっちゃけどうなの?13のおすすめクリニックを口コミ評判をもとに徹底比較!」でクリニックと合わせて紹介していますので、合わせてご覧ください。